インテリアのヒント~羽目板編
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こんにちは
デザイナーの中村です
みなさま、羽目板ってご存じですか?
建築用語で
壁や天井に貼る木材のことを
羽目板というのですが
先日
インテリアショップACTUSで見かけた
こちら↓↓↓
壁のフックや
テーブルたちでなく
壁に貼ってある羽目板に
目が釘付けになってしまいました
おそらく床用のフローリングを
壁に貼っているのだと思います
グレーのグラデーションが
何とも言えない色合い
とても素敵でした
羽目板一枚のサイズは
10㎝
私の手はパーにして開くと20㎝
壁に手を当てると羽目板の二枚分に
手がかぶりましたので
一枚が10㎝とわかりました
色もさることながら
やはり板の幅が10㎝というのが
バランスよく感じさせてくれるポイント
お会計のスタッフエリアにも
羽目板が貼られていました
こちらも同じく幅10㎝
ちょうど良いのですね
10㎝が
王道ではない幅の羽目板も魅力的
それぞれ表情が変わります
こちらは幅15㎝の羽目板です
TOOL BOXから画像をお借りしました
https://www.r-toolbox.jp/service/%E7%BE%BD%E7%9B%AE%E6%9D%BF%E3%81%AE%E5%A3%81/
少し大き目で
空間が広くのびやかにみえます
そして
個人的に気になっているのはこちら
タンボアという材料
羽目板というか
こちらはパネル状になっているのですが
ひとつの木片幅が約2㎝弱のお品物なので
深みのある豊かな表情です
平面はもちろん曲面にも施工でき
カウンター側板などにも加工して
使うことができるそう
私が手がけたリノベーションで
羽目板を使った
インテリアもご紹介します
Y様邸のリノベーションで
採用する
WOODONEの羽目板
こちらも↓↓↓幅は10㎝です
NYスタイルにまとめたN様邸では
ボルドーグレージュの羽目板、こちらは10.5cm
https://www.kitasetsu.co.jp/40/4014/n_6.html
https://www.materialworld.jp/bordeaux
こちらは料理研究家さんのキッチン
8㎝幅のアガチスという木を
塗装して天井材として仕上げた現場です
すこしコンパクトな空間でしたので
あえて10㎝ではなく
すこし小さめの幅8㎝の材を採用しました
https://www.kitasetsu.co.jp/40/4010/post_247.html
壁や天井に
羽目板を貼ると
そこにリズムが生まれて
空間が引き立ちます
貼る部分の面積や
お部屋に与えたい印象によって
使い分けていきたいと思います
今回は
羽目板を使ったインテリアのご紹介でした
みなさま
参考にしてくださいね