【宅配ストレスを解消】 宅配ボックスの種類や価格をご紹介
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カテゴリー:豆知識
ネットショッピングの普及に伴い、不在時に宅配ストレスを解消するために宅配ボックスを導入する方が増えています。
宅配ボックスの種類や価格には多くのバリエーションがあり、 どれを選ぶべきか迷う…といったお悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。
そんなお悩みを解決すべく、こちらの記事では、宅配ボックスの選び方や種類、価格について解説します。
ご自身のニーズや予算に合わせたものを選び、最適な宅配ボックスを利用しましょう。
目次
宅配ボックスを設置する家庭が増えている理由
忙しい現代人にとってネットショッピング・宅配便は欠かせないものになっています。
しかし、不在時には配達員が再配達する必要があり、お届け先・配達会社双方のストレスになってしまいます。
宅配ボックスを設置することで、不在時でも配達員が荷物を直接ボックスに入れられるので、再配達の手間や時間を省くことができます。
また、荷物を玄関先や指定の位置に置いてもらう置き配も増えていますが、専用の宅配ボックスがあることで盗難のリスクが軽減されます。
宅配ボックスの設置は、簡易的なものでも5千円以上はかかる場合が多いので、初期費用に注意しましょう。
宅配ボックスの種類5選
簡易型宅配ボックス
簡易型住宅ボックスとは、大きな工事をせずに導入できるボックス型の宅配ボックスでのことです。
主に小規模なパッケージや郵便物の受け取りに特化した、 使い方も簡単で手軽に導入できる形式で、比較的低価格で導入することができます。
また、置くスペースも狭くて済むというメリットもあります。
宅配ボックスごと盗まれる心配やセキュリティが気になる方には、玄関ドアなどにワイヤーで固定できるタイプが安心です。
使用しない時には室内に入れたり折り畳めるので、邪魔になりにくいでしょう。
据え置き型
玄関ポーチやアプローチに設置して、固定するタイプの据え置き型住宅ボックスがあります。
設置は床面のコンクリートにアンカーボルトを使用して固定する方法や、 穴を開けることができない場合には強力な接着剤やワイヤーを使って固定する方法などがあります。
このような方法により、簡易型宅配ボックスと違い、宅配ボックスごと盗まれることがないため盗難のリスクも少なくできます。
さらに、大容量の商品を受け取ることも可能です。
壁掛け型
特徴としては、第一にスペースを節約できるということが挙げられます。
玄関周辺の限られたスペースを有効活用するため、床や玄関上に設置する必要がありません。
特にマンションなどの場合、共用スペースの確保が難しいことがありますが、 壁掛け型の宅配ボックスは壁面に設置することで場所を取らずに設置できます。
ボックスの高さや位置を調整することで、利用者にとっての取り扱いやすさを追求できます。
玄関の高さに合わせた位置に設置することで、荷物の受け渡しや取り出しもスムーズに行えます。
一般的に壁面への設置には固定具やボルトを使用しますので、 他の宅配ボックスよりも盗難や破壊行為に対して頑丈になっており、セキュリティにも優れています。
埋め込み型
埋め込み型宅配ボックスとは、住宅の外壁部やフェンスに埋め込むことで設置できるスタイルです。
埋め込み型の宅配ボックスのメリットは、一般的には壁や地面に固定して設置するため、 ボックス自体の盗難のリスクが低いという点が挙げられます。
さらに、据え置き型の製品よりも頑丈な構造を持ち、耐久性にも優れているので、風雨や積雪などの環境にも強いという利点があります。
ただし、壁や地面に固定するために穴あけ工事が必要なので、集合住宅やマンションなどの物件においては、導入が制限される場合があることを覚えておきましょう。
ポールタイプ
玄関アプローチや植え込みの中など、様々な場所に設置することができます。
ボックスの高さがあるため、屈む必要なく荷物を取り出すことができるため、 比較的荷物の受け取りをスムーズに行うことができるでしょう。
さらに、外壁や門塀に傷をつける心配もありません。
表札やポストと組み合わせて設置できる多機能な商品もあるので、 デザインをご自宅の外回りに合わせて統一感を出すこともできます。
設置にかかる費用相場
宅配ボックスの設置にかかる費用は、「取り付ける工事が必要かどうか」といった面で費用が変わってきます。
宅配ボックスの取り付け費用
戸建てで宅配ボックスを取り付ける場合の費用は、壁付け方・据え置き型の場合約1.5万~2万円前後が費用相場です。
宅配ボックスの本体価格
簡易型
簡易型は、0.3万~0.8万円で設置することができます。
取り付け工事をする必要がないため、比較的安価で設置することができるでしょう。
しかし、固定用のワイヤーを切断して盗難に遭うなど、セキュリティ面が不十分ということに注意が必要です。
設置型(据え置き型、ポール型、埋め込み型、壁掛け型)
設置型は地面や壁に固定するタイプで、据え置き型、ポール型、埋め込み型、壁掛け型などがあげられます。
簡易型と違い、地面に固定をするので盗難のリスクは下がりますが、その分本体価格も上がり、5~10万円ほどが費用相場です。
具体的な費用は設置場所の材質(土かコンクリートか)や 壁掛けの場合の壁の材質、宅配ボックスの型などによっても異なるので注意が必要です。
宅配ボックスのおすすめメーカー
宅配ボックスを販売しているメーカーは沢山ありますが、
今回は、パナソニック、ナスタ、リクシル(LIXIL)、ヤマソロのおすすめ商品についてご紹介します。
パナソニック
パナソニックは、大阪府を拠点とする大手電機メーカーであり、家電製品だけでなく住宅や住宅設備の展開でも知られています。
パナソニックコンボシリーズは、コンパクトタイプ、スリムタイプ、ミドルタイプなどのバリエーションがあり、住宅に適した方法での設置が可能です。
据え置き型や壁掛け設置、壁埋め込みなど、様々な設置方法を選ぶことができます。
出典:パナソニック株式会社
ナスタ
ナスタは、住宅やオフィス・商業施設向けの関連機器を提供している会社です。
ナスタの宅配ボックスは、集合住宅向けと戸建て向けのモデルがあり、 据え置き型、壁付け型、ポールタイプなどのさまざまな選択肢から設置場所に合わせて選べます。
特に、防滴構造を採用したモデルに注目が集まっており、雨水が浸入しても荷物が濡れにくく、雨の影響を受けやすい場所への設置に適しています。
出典:株式会社ナスタ
リクシル(LIXIL)
リクシルは、住宅設備関連機器や建築材料などを提供している業界最大手のメーカーです。
スマートフォンと連携して利用することができる【スマート宅配ポスト】と呼ばれるモデルに注目が集まっています。
高性能な機能が搭載されているため、かなり利便性の高い製品です。
出典:株式会社LIXIL
ヤマソロ
ヤマソロは、インテリア家具や雑貨の企画発売を行っている会社です。
このメーカーの人気商品は、ヤマソロ【Le-grand (ルグラン)】です。
ポスト一体型となっており、比較的大型の荷物も入れることができ、おしゃれな欧米デザインも人気の理由です。
出典:株式会社 ヤマソロ
いかかでしたでしょうか。
こちらの記事では、宅配ボックスの種類や価格、おすすめのメーカーについてご紹介しました。
宅配ボックスの設置は、どの種類を設置するのかによって費用が変わってきます。
選ぶモデルによって、セキュリティ面も大きく変わってくるので、 防犯性や使い勝手を考慮しながら、予算に応じたものを選ぶことが大切です。
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