屋根は意識しないと見ないため、状態を把握するのが難しい部分です。
しかし屋根塗装を先延ばしにしていると、あらゆるリスクが潜んでいるのも事実です。
そこで今回は、屋根塗装をしないリスクと屋根塗装の時期の目安について解説します。

□屋根塗装はしないとどうなる？リスク3選

屋根塗装をしないと次のようなリスクがあります。

＊屋根材の寿命が縮まる

塗料にも耐用年数があり、耐用年数を超えると塗膜が劣化してきます。
塗膜が劣化してしまうと、屋根材がむき出しの状態になり、雨風や紫外線の影響を直接受けてしまうのです。
雨風や紫外線を受けた屋根材は防水性や耐久性が下がり、結果的に屋根材を修復しなければならなくなります。

＊雨漏り

塗膜が劣化した結果、防水性能が弱まった屋根材は雨水によりどんどん破損が進みます。
破損した隙間から雨水が浸入すると、さらにその下の防水シートを、最後には屋根を支える根太（ねだ）まで傷めてしまう恐れがあります。

ここまで被害が及んでしまうと、雨漏りが発生するのも時間の問題です。
雨漏りは、天井だけではなく柱や床など構造部分を腐らせ、シロアリの発生原因にもなりかねません。

このように、屋根塗装をしないと家全体の耐久性が弱まってしまうのです。

＊外観の印象が悪くなる

屋根は家の中でも目の届かない部分ですが、外気や天候の影響を1番受ける部分でもあります。
そのため、色あせやコケ、カビなどが発生し、徐々に美観を損なってしまいます。
メンテナンスが行き届いていないと印象付けられるだけではなく、資産価値が下がってしまう恐れもあるので、将来売却を検討している方は注意しましょう。

□屋根塗装を考えるべき時期とは？

屋根塗装の時期は、塗料の耐用年数で判断するのも良いですが、耐用性は地域の天候によっても左右されます。
次に示す補修サインが見えたら、屋根塗装の時期と考えても良いかもしれません。
このとき、自分で屋根の状況を確認するのは危険なため、必ず塗装会社に頼みましょう。

1段階目は、色あせやチョーキングです。
屋根のツヤがなくなってきたり色あせてきたりしたら、屋根が傷み始めたサインです。
屋根塗装を考え始めましょう。
チョーキングとは、なでると白い粉が着く現象で、紫外線の影響で発生します。
これも１つのサインとして、時期の目安にしてみてください。

2段階目は、コケやカビの発生です。
色あせやチョーキングが進むと、塗装による保護効果が失われ、コケやカビが発生します。
外観の印象が悪くなるだけではなく、屋根材が損傷する一歩手前のサインでもあるので、見逃さないようにしましょう。

3段階目は、塗装の剥がれ、破損です。
上記に示した通り、塗装が劣化し、屋根材が破損すると雨漏りの危険性があります。
被害を家全体に拡大させるだけではなく、近隣の家に剥がれた屋根材が落下する恐れもあるので、すぐに屋根塗装に移りましょう。

□まとめ

今回は、屋根塗装をしないリスクと屋根塗装の時期の目安について解説しました。
屋根塗装は、家全体の耐久性だけではなく周りの安全性を確保するために重要な工事です。
当社は、屋根塗装・外壁塗装どちらも承っております。
大田区・品川区で屋根塗装をお考えの方はぜひご相談ください。

外装工事は下記サイトまで↓
https://www.kitasetsu.co.jp/