日常の中であまり意識しませんが、家の中で屋根は重要な役割を果たしています。
屋根がなければ雨風はしのげませんし、家を快適な温度に保てません。
屋根がない家など想像できませんね。
しかし、屋根があっても劣化によって屋根の機能が果たせなくなることがあります。
そこで今回は、屋根の劣化症状の1つである、屋根塗装がパリパリ剥がれる原因について解説します。

□屋根塗装がパリパリ剥がれる原因とは？

屋根塗装がパリパリ剥がれるのに考えられる原因は2つあります。

＊経年劣化

屋根は太陽光や雨風の影響を直接受けるため、塗装時から年数が経つにつれて劣化してしまいます。
劣化の症状の1つに塗装の剥がれがありますが、これはチョーキングやひび割れ、ふくれなどの症状が見られた後に発生します。
そのため、剥がれの段階以前に気づけば早めに対処できるので、定期的なメンテナンスをおすすめします。

また、劣化が出始める基準として、塗料の耐用年数があります。
これは塗料の種類や気候によって異なるので、外壁塗装を依頼する際に確認しておきましょう。

＊施工不良

屋根塗装をしてすぐに剥がれが見られた場合、施工不良の可能性があります。
下地面の強度不足、ケレンや洗浄など塗装前の準備不足、塗料の選定ミス、塗装時のミスなど、剥がれの原因と考えられる施工不良は多岐に渡ります。

約1～2年以内に剥がれの症状を確認した場合は、塗装会社に一度確認しましょう。

□剥がれを発見したらすぐに修理依頼を！

剥がれをそのままにしておくと、劣化が進行してしまいます。
剥がれの部分が拡大する上に、剥がれた部分から雨水が内部に侵入します。
特にスレート屋根の場合、主成分のセメントはアルカリ性であるため、酸性の雨水と中和し耐久性の低下につながってしまうのです。
最悪の場合、塗装では済まなくなり、新しい屋根に替える必要も出てきます。

また、剥がれをそのままにすることは、剥がれの原因の特定が難しくなることにもつながります。
塗装から数年以内に起こる剥がれは施工不良の可能性が高く、施工不良の場合は費用もかからず修理してくれるでしょう。

しかし、何年もそのままにしておくと経年劣化なのか施工不良なのか判断が難しくなり、修理に費用がかかってしまいます。

劣化の進行の面でも、原因特定の面でも、すぐに修理を依頼するのが良いことに変わりはありません。
早急に塗装会社に依頼しましょう。

□まとめ

屋根塗装がパリパリ剥がれる原因は、経年劣化もしくは施工不良によるものだと考えられます。
剥がれは定期的なメンテナンスによって防げますが、もし剥がれを発見した場合はそのままにするのではなく、すぐに塗装会社に修理を依頼しましょう。
素早い行動が劣化の進行を防ぎます。

外装工事は下記サイトまで↓
https://www.kitasetsu.co.jp/