和室の壁にカビが!発生原因とリフォーム方法を解説します!
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カテゴリー:お役立ちコラム
和室は畳特有のにおいや和の雰囲気から、居心地が良いと感じる方も多いと思われます。
他は全て洋室であっても、1部屋は和室を確保したという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、実際はあまり使わず物置状態になることも多くあります。
和室を物置状態にするということは、カビの発生原因を自ら生み出している状態です。
そこで、今回は和室の壁にカビが発生する原因と、和室の壁のリフォーム方法を解説します。
□和室の壁にカビが発生したときに考えられる原因
リフォーム後もカビが発生してしまったという事態を防ぐためにも、まずは和室の壁にカビが発生する原因を押さえていきましょう。
*風通しが悪い
和室をあまり使用していないと、風通しが悪くなり湿気が溜まります。
和室によく使われる畳や壁は湿気を吸収しやすいため、定期的に空気を循環させないとカビが発生しやすい空間になってしまうのです。
*物がたくさんある
和室に物がたくさんある状態は、風通しを悪くするだけでなくホコリが溜まりやすい状況を作り出してしまいます。
カビはホコリが溜まっている空間も好むため、風通しの悪さとホコリの溜まりやすさという、カビの発生原因を2つ持ち合わせる状況になります。
*日当たりが悪い
日当たりが悪い空間も湿度が高くなるため、湿気が発生しやすくなります。
高温である状況も加わるとよりカビが発生しやすくなるので、夏は特に注意が必要です。
□和室の壁のリフォーム方法
和室には、色砂を練って上塗りした砂壁が使われていることが多いです。
防火性が高く、シックハウス予防の効果もある砂壁ですが、劣化すると砂や粉が落ちてくるというデメリットがあります。
カビの発生だけではなく、砂が落ちてくる症状もリフォームの目安になるので、どちらかの症状が見られたら以下のリフォーム方法を検討してみてください。
1.壁紙(クロス)を貼る
砂壁の上から、ベニヤ板、壁紙を貼って、粉が落ちてくるのを防ぐ方法です。
たくさんの種類の壁紙があるため、和室の雰囲気を変えたい方におすすめです。
2.ペンキを塗る
砂壁の上に、砂壁専用塗料で直接塗装する方法です。
砂壁の状態によっては、塗料がきれいに乗らない場合もあるので注意しましょう。
3.珪藻土か漆喰による塗り替え
砂壁から素材を変えるという方法もあります。
珪藻土は調湿性に優れており、漆喰は強アルカリ性なので、どちらもカビの繁殖を抑えられるというメリットがあります。
壁の質感も変わるため、壁紙と同じく和室の雰囲気を変えられます。
□まとめ
カビ菌は高温多湿でホコリが溜まっている空間を好むので、日当たりや風通しが悪い和室はカビが発生しやすくなってしまいます。
もし壁にカビが発生したり、砂壁から粉が落ちてきたりする症状が見られたら、今回ご紹介したリフォーム方法を検討してみてください。
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